環境への負荷削減、SDGsへの意識の高まりを踏まえ包装資材再利用へ全社的な取り組みを進めています。
SDGsという観点から当社では、使い終わったストレッチフィルムに圧縮をかけてペレット状に分解し、ビニールのゴミ袋やストレッチフィルムとして再利用する活動を進めています。この活動は、廃棄物の処分にお困りのお客さまのニーズや時代性などを踏まえたものですが、1社さま2社さまという単位ではなく、基本的には当社で使い終わったストレッチフィルムのすべてを再利用するという全社的な取り組みです。この提案では、全国の倉庫やデポの廃棄物を当社のネットワークで回収し、リサイクルした商品をお客さまのところまでお届けする、物流会社としてのトータルなサービスをご提供しています。
高度物流人材による「最適包装提案」を通して、トータル・ロジスティクス・サービスを実現します。
ストレッチフィルムのリサイクル品としては、透明度の維持や伸縮性の問題でゴミ袋になる割合が多くなりますが、添加物などを入れることで同じストレッチフィルムとして再利用できる割合をあげていきたいと考えています。今後はこのような全社的な取り組みはもとより、各企業のニーズにきめ細かにお答えする「オーダーメード物流」の実践、社内に包装部門を抱える総合物流企業ならではの高付加価値の提案を推進していきます。「お客さまの商材にはどんな包装資材、どんなパレットが最適なのか」を理解し、実際に提案できるのがダイシン物流の強みです。サプライチェーン全体を俯瞰する提案を、包装資材・技術の面からも積極的に行っていきます。