Solution

専用パレット1115を考案し全パレットを更新

工場、倉庫などの保管設備のすべてのパレットを1115に更新。 統一パレットの運用によりトラック積載効率を最大化。

Before

既存のパレットで集荷/トラック床面の57%という低積載効率

After

パレット1115で一貫化/積載効率は90%へと160%改善

企画立案から3年。
お客さま専用規格のパレットで、全国一貫展開。

日本のパレットの標準サイズはJIS規格の「JIS Z 0601」。別名「イチイチパレット」とも呼ばれているサイズですが、当社ではお客さまの商品に合わせて積載効率を最大化したパレットのご提案・展開も行っています。既存のパレットでは、作業効率などの面でどうしても最適の結果が得られない場合もあるため、当社ではこのような面からの物流提案も行っています。企画・立案、現場での運営までを合わせると数年にも及ぶ根気のいる提案作業になりますが、お客さまのニーズ・課題に徹底してお応えする当社ならではの提案力で作業の最適化を実現しました。

トラック床面積載効率の160%改善を実現しました。

従来は保管用パレット1814で集荷、輸配送を行っていましたが、積載効率が低い(9.0×1.4)/(2.3×9.6)=床面の57%レベルのため、パレットを1115にすべて更新。積載効率は57%から90%に160%大幅改善しました。我が国のトラック積載率は、2010年以降40%以下(国土交通省資料)の低い水準で推移しています。パレットの有効利用などを通した積載率の向上、物流コストの適正化、作業時間の短縮などは、物流業界全体に求められている喫緊の課題です。また今後は、商品を製造する段階の積載工程においても、幹線の積み姿通りでのパレット積載に取り組んでいきます。

トップページへ戻る