Solution

配送エリア再区分を徹底した独自のリスク対策

繁忙期、非常時にデポから所要時間に応じて、配送エリアを再区分 。サプライチェーン混乱の回避を実現しました。

Before

通常期の2.5倍に作業が増える繁忙期や、災害などの非常時にはリスクが発生

After

遠方エリアを優先させた配送を徹底→「数値効果1日あたり約数時間」を実現

商品が飛躍的に増加する繁忙期や非常時でも高効率、スピーディーな物流を実現。

クロスドックデポは、商品を保管せずに仕分けを行って出荷する物流拠点です。当社のクロスドックデポでは、通常期であれば別述のハンディターミナルシステムにより、入荷から出荷までを高効率で行い短いリードタイムでの輸配送が可能です。しかし繁忙期や災害などで渋滞が発生した非常時には、安定したサプライチェーンを維持するための特別な体制の構築が必要となります。当社では、デポからの距離ごとに配送エリアを「遠方エリア、近距離エリア、至近エリア」の3つに分け、遠方エリアへの出発を優先させることで、「繁忙期、非常時にも強い物流」の提供を可能にしています。

優先順位を徹底させ、遠いエリアから先に出す。リスク管理・リスク対応に独自の発想で対応しています。

さまざまなリスクを回避するためには、デポだけではなく出荷工場や後方倉庫を含めた協力が欠かせません。通常時におけるデポでの時間的余裕は数時間程度ですが、デポへの商品到着が一定時間以上遅延するとデポからの出発時間も当然同じように遅れ、さまざまなリスクが生じます。そのため出荷工場での集荷〜出荷荷造り〜出発時間に優先順位をつけることで、遠方エリアの商品を最優先で到着させる対策をとり、不測の事態が発生しても指定時間通りに納品できる体制を実現しました。

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