PROJECT STORY
未来をひろげる、
物語がある。

難しいミッションだからこそ、それをやり遂げたときの達成感は大きい。課題を的確に捉え、自分だけがたどり着いたソリューションを提供する。その瞬間に、物流マンとして進むべき未来がまた大きくひろがっていく。ダイシン物流のすべての社員、すべての現場で、いまもさまざまな物語が生まれています。


「答え」を見つけ、届けるチカラ。

「ものづくり」から「納品」まで。
最適な物流システムを提案。

全国には膨大な数の物流会社がありますが、「総合物流」を行っている会社はそう多くはありません。総合物流とは、入出庫、保管、梱包・包装、配送など物流業務を総合的に行うことですが、それらの業務に加えて当社では「流通加工」というサービスも行っています。加工業務は通常、顧客サイドでの製造・生産現場で行われるものですが、物流業務の一貫として当社で処理したほうがより高い生産性を実現できる場合があります。そのような考え方のもと、ダイシン物流では各種製品の組み立て加工、検品、ラベル付けなどの細やかなサービスを実施しています。ものづくりから納品までのサプライチェーンを俯瞰し、時には一般的な「物流」という枠を飛び越えて、最も望ましい物流システムを見つけ出し提供しているのです。

物流、商流、情報流。さまざまな視点でのアプローチ。

加工業務を含めた当社の業務は、単に「ものを運ぶ」ことではありません。顧客のものづくりのプロセス、部品調達や部材調達、製品が完成する時間といった、いわば「商流」とでも言うべきアプローチをも含みます。また、顧客の製品情報や製造計画といった情報の流れをトータルに理解し対応する「情報流」というアプローチも行っています。物流アプローチ、商流アプローチ、情報流アプローチの3つがそろわないと、BESTソリューションを導き出すことはできないのです。そこには、ダイシン物流ならではの製造業への深い造詣、顧客製品への愛着、物流のプロフェッショナリズムがあふれています。これらを組み合わせることで、他社には見えない問題点を見つけ出し、お届けするダイシン物流の物流ソリューション。当社の絶え間ない挑戦は、未来へ向けその歩みを止めることはありません。


サスティナブルな物流の基準を作る。

当社が主導する積載率100パーセントへの挑戦。

積載率とは、トラックの最大積載量に対して実際に積まれた貨物量の比率のこと。この積載率を大きく左右するのが「パレット」という荷役台です。そこでダイシン物流では、「トラック積載効率100%化」をめざした新パレットの自社内での設計から試作、試験運用、そして本格稼働までに取り組みました。日本国内では業種ごとに約100種類のパレットがあると言われていますが、同じ規格のパレットを使用することでトラックへの積載効率の向上だけでなく、倉庫での保管も最適化することが可能になりました。また、パレット積みのまま輸送することでフォークリフトでの荷降ろしが容易になり、荷役作業の大幅削減を実現しています。「2024年問題」として話題になっているドライバー拘束時間の短縮にも大きく貢献します。

「未来」の物流システムを「いま」創造する。

パレットのサイズ、規格を統一することは、そんなに難しいことではないと思われるかもしれません。しかし、標準パレットに変更しようとすると多くのサプライヤーから、うちのラインでは対応が難しいなど「できない理由」が押し寄せてきました。それぞれの業種、商品に合ったパレットはこうあるべきという常識を超え、多くの納得と協力をいただくためにはダイシン物流がこれまでに培ってきた優れた物流の提案力、デザイン力、実現力などの総合力が必要だったのです。粘り強い説明と説得による標準パレット開発は、まさに未来の物流基盤となる物流システムの新標準といっても過言ではありません。積載率100%への挑戦は、達成困難な「夢物語」という指摘もありますが、あらゆるムダを省きサスティナブルな物流をつくるため、ダイシン物流はサプライチェーンの改革を今日も推進しています。

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