CROSS TALK 04
ダイシン物流の「女性活躍&ダイバーシティ」を
CROSS TALK!

  • M.T取締役事業部長
    住設物流事業部
    2006年入社

  • M.Y班長
    住設物流事業部 四日市営業所
    2018年入社

  • (司会・進行)Y.N次長
    管理部 人事総務課

  • M.S
    住設物流事業部 四日市営業所
    2018年入社

01.女性活躍研修について

Y.N
当社はこの度、「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」の認定を取得しました。そこで本日は「女性活躍」や「ダイバーシティ」といったテーマでお話しいただければと思います。まず女性活躍研修についてお聞かせください。会社全体の教育長ということで、部長お願いできますか。
M.T
女性活躍研修では女性の方たちが働きやすい環境を作るために、さまざまな課題と対策を考えています。女性にしか見えないような目線で対策を考えてもらえるので、私もたいへん勉強になっています。
Y.N
一昨年、去年と研修に出ていただいた班長はどうですか。
M.Y
私は、もともと改善が大好きということもあり、働きやすい環境を作りたい一心でさまざまな活動をしています。研修で発表した月1回の工程巡視パトロールと5S(「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」)巡視パトロールは今でも続けています。工程順守パトロールは、チェックシートを用いてルールや作業手順が守られているかを確認し、守れていない場合はその場で指摘し、手順を守るよう指導しています。5S巡視は改善すべき場所をカメラで撮り、結果を掲示板に貼り改善してもらえるように周知しています。私たちのお客さまは週1で巡視パトロールをなさっていて、さまざまなご指摘をいただいています。今年はこうした状況を改善するため、指摘ゼロをめざして頑張っていきたいと考えています。
Y.N
ありがとうございます。研修が終わった後も継続してくださって大変だと思いますが、引き続きよろしくお願いします。M.Sさんはどうですか。
M.S
私は、研修を終えてから現場でトラブル対応をするようになり、現在はトラブルゼロをめざした活動をすすめています。活動内容はラインにカメラを設置して、トラブルがあった時に見返したり、教育する時に使ったり、動きを標準化出来るようにするために利用しています。
Y.N
こちらもぜひ継続していただけたらと思います。

02.現場での活動内容について

M.Y
私は入社当時、配属先に作業マニュアルもなく先輩に教わる時間もあまりなくて仕事が終わるのが遅くなることもあり、肉体的にも精神的にも大変な思いをしていました。家庭と仕事の両立ができるよう、作業を早く終える方法を考えて、作業動線を短縮できるように現場のレイアウトを変えたり、積み方を変更したり、さまざまな試行錯誤を繰り返しました。そうした過程で、徐々に作業も早く終われるようになり定時退社が当たり前になりました。現在はスタッフ全員がスムーズに全工程を習得できるよう、マニュアル作成や指導に取り組んでいます。
Y.N
優れた改善をしていただき、今ほとんど定時で帰れていると思いますが、改善を始めた当時の苦労やフォロー体制などはどうでしたか。
M.Y
派遣社員の方々が担当しておられた工程に、1人だけの社員として入ったのですが、派遣社員の方々は時給で働いているということもあり「定時退社」という考えがあまりなくて話し合いのなかで揉めたりもしました。それでも最後には、一緒に仲間として頑張っていけるよう協力していただけました。
Y.N
少し苦労はあったけれども、周囲の協力もあったのですね。M.Sさんはどうですか。
M.S
入社時は出庫業務をしていましたが、その当時は日々のルーティンをこなすだけで精一杯した。その後、研修に参加するようになってから現場の方々と関わるようになり、現場の改善を一緒にやっていきたいという意識に変わっていきました。最初の頃は、現場の方に聞き入れてもらえることが難しいこともあって大変でした。それでも、何回も説得を繰り返す中で少しずつ話ができるようになりましたね。
Y.N
何回も説得して改善を進めたということですね。ありがとうございます。

03.これから取り組んでいきたいこと

Y.N
今後取り組んでいきたいことはありますか?
M.Y
女性が働きやすい職場を、もっともっと改善して作っていきたいです。例えば、休みたい時に休める職場は働く人たちにとってはすごくうれしいことなので、そうした環境へどんどん改良していきたいです。お子さんがいる方は、お子さんのことで休まなければならないことも多々あります。「休みにくいと思わないで、それは仕方ないから」と言ってあげると、「ありがとうございます」という感じで気分良く働いてもらえる。 長く働いていてもらうのが1番だと思うので、そのようなフォローはずっと心がけていきたいです。
Y.N
そうやって上司が背中を押してくれることはすごくありがたいですね。
M.T
もっと頼りにされるような組織に改善していきたいですね。組織を改革する取り組みを、女性社員の方々と一緒にやっていけたらと思っています。
M.S
知識やスキルを身につけて自分の思いを皆さんに発信できるよう頑張りたいです。 今まではそういうことが苦手でしたが、ダイシン物流に入ってもっと発信できるようになりたいと思うようになりました。

04.ダイシン物流の一番いいところ

Y.N
会社の一番いいところは、どこだと思いますか?
M.Y
入社歴が浅い女性でも多くの会議や研修に参加させてもらえたりすることでしょうか。管理職の方にも相談しやすくて、さまざまなアイデアをいただいて前に進むことができます。例えば経営会議などで自分自身どのように考えていけばいいのか迷っている時に、「どうしたらいいか一緒に考えてください」と言うと、会議中に的確なアイデアをいただけます。そういう企業は多くないと思いますので、ダイシン物流に入ってよかったと思っています。
M.S
上下関係や役職に関係なく発言や相談ができるので、やりたいことに挑戦しやすい会社だと思います。提案とか発信とか、とてもやりやすいですね。
Y.N
部長は管理職としての立場からどうでしょうか?
M.T
皆さんが働きやすい環境作りに一生懸命に取り組んでいる会社だと感じます。ありきたりなことではなく、しっかりと深掘りしながら皆さんと接して、多くの要望を吸い上げてカタチにしているところがいいと思います。管理職として、労働時間も休憩時間も働きやすい職場作りをめざしていますので、そこを皆さんに理解して協力してもらえているというのはとてもいい環境だと思います。

05.会社からのフォロー体制など

Y.N
最後に、会社のフォロー体制についてお聞きします。
M.Y
さまざまな研修に参加させていただいて、大きなスキルアップや知識の向上ができていると思っています。 私は物作りを基本としてやってきましたが、それ以外にも「SCM(サプライチェーン・マネジメント)」や資格取得の勉強もさせていただき、会社からのフォロー体制はとてもありがたいです。
M.S
有給休暇に加えて半休制度が増えたので、プライベートの時間が作りやすくなったと思います。 1日休む場合は「どうしようかな」と思うこともありますが、半休だったら平日でもかなり取りやすいという気がします。
Y.N
当社は物流会社で男性社会というイメージもあると思いますが、女性が活躍していることで、お客さまや取引先からの反応があったりしますか?
M.T
「女性活躍のために、何かされているのですか」という質問が多いですが、「ダイシン物流では、女性の方たちが指示通りではなく、いろんなことに積極的に取り組んでいる気がします」ということも言われます。女性活躍の研修で得たものを皆さんが現場で発揮してくれているからこそ、女性が活躍できる、積極的に動ける環境になっているのかなと感じています。
Y.N
ありがとうございます。当社では女性活用の他にも、外部の大学と連携してダイバーシティの取り組みもさせていだいています。女性活躍はもちろん、さまざまな方の多様な働き方をフォローしていけるよう会社として積極的に取り組んでいきたいと思いますで、引き続きよろしくお願いします。

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